世の中には誘惑が多く、お金を使いたいと思ってしまい、なかなか支出を抑えるのが難しいものです。今回は、私が支出を削減しお金を貯めるうえで最も効果的だったと感じた意識改革について書いていきます。この意識を変えるだけで、みるみる支出が減りました!
結論から言うとそれは「世間体(人からどう見られるか)」です。
誰しも承認欲求を持っていますし、周りからこんな風に見られたい、こんな風に見られたら嫌だという思いがあることと思います。
しかし、他人からの評価を気にしなくなったおかげで、たくさんのメリットがありました。今回は、私の失敗話と世間体を気にすることをやめたことで生じたメリットについて紹介します。
※私にとっての失敗談ですので、これらを否定する意図はありません。
世間体を気にしすぎた失敗談
普通車を新車で購入
失敗話
まず、ひとつめが普通車の購入です。私は過去に大型のSUVを新車で購入しました。
購入した理由は、社会人なら車をもって当たり前という世間体を気にしたからです。あと、モテたかったから。
私の地元は車社会で一人一台が当たり前だったので、いずれは買うものだと思い込んでいました。周りの人もみんな車を持っていたので、買うことに迷いはありませんでした。大型SUVを選んだのは、周りに自慢したかった・見栄をはりたかったこととモテたかったからです。
たしかに、買った当初は褒めてもらえたり、羨ましがられたりと注目してもらえました。しかし、一過性のことであり、すぐに話題にもならなくなりました。
また、当たり前の話ですが、いい車に乗ったからと言って、人間の行動や内面が劇的に変わるわけではないので、モテるなんて効果はほとんどありませんでした。
この新車の購入で4~5百万円ほどかかりましたし、維持費(税金・車検・メンテナンス・ガソリン等)にもお金が相当かかりました。そのころは家計簿もつけていなかったので、どれだけのお金を車に費やしたか分かりません。しっかり考えて、もっと慎重に行動すればよかったと思っています。
反省点
車を持つことは当たり前という世間体をまったく疑わなかったこと、異性からよく見られたいという人目を気にしてしまったことが反省点です。今は中古のナビもない軽自動車を乗っていますが、まったく不満はありません。税金も維持費も安い、世間体を気にしなければ、軽自動車で十分だと実感しました。
服やアクセサリーへの出費
失敗話
職場でもプライベートでもそうですが、同じ服装を続けるのは世間体が悪いと思い込んでいました。あの人、いつも同じ服着てるみたいに思われているのではないかと気にしてしまっていましたので、それなりにバリエーションを持たせるためにほしくもない服等を購入していました。
また、周りはブランド品なんかを買ったりして、見せてくるわけです。同調圧力というのか、自分も買わなければという気持ちになりブランド品を買ったりもしてしまいました。
車ほどではないですが、ここにもけっこうなお金をかけてしまったように感じます。ブランド品でなくても数を購入すればお金がかさみます。特にブランド品は高いものなので、出費も多いうえ、雑に扱えず、汚れにも気を使うため、いいことはほとんどありませんでした。
反省点
世間体を気にするあまり、職場でも誰かと会うときも違う服を着れるように、定期的に服を購入していました。周りに合わせて、ほしくもないブランド品を購入してしまったのも反省すべき点です。
世間体を気にする前に、自分にとって本当に必要な物なのか、本当に欲しいものなのか考えたうえで購入すべきと実感しています。
自販機の頻繁な利用
失敗談
職場に自販機が設置してあると、多くの人が自販機を利用し、飲み物を購入しています。みんなここで購入しているのだから、自分もここで購入しようと周りに合わせて購入していました。
水筒を持参すれば節約になることは分かっていましたが、自分だけ水筒を持参することは周りの目が気になりできませんでした。
自販機で購入すると1本100円はとられます。(会社の自販機なので少し安い)一日1本を毎日購入しているとすると、年間で100円×20日×12か月=24,000円もかかります。細かいことですが、水筒持参することで、この分お金を節約できます。また、ジュースを買わなくなり、糖分も摂取も減り、健康にもよくなりました。
反省点
自分もそうですが、ほとんどの人が誰がどこで買った何を飲んでいるかなんて気にしないです。そもそも、水筒を持っていくこと自体が悪いことでも何でもないので、誰かに気を使う必要もなく、気兼ねなく持っていけばよかったのだと感じています。
一人暮らし(参考までに)
経験談
いつまでも実家暮らしというのは世間体が悪い、早く独立しなければという思いもあり、新卒時代から一人暮らしをしていましたが、やはり一人暮らしはお金がかかるものです。家賃・電気ガス水道・通信費に食費、その他消耗品などなど、どんどんお金が出ていきました。
特に一人暮らしを始めたばかりのころは、料理もろくにできないし、節約方法なんかもわかってない上に給料も安くてぜんぜん余裕がありませんでしたので、あまりお金を貯めることができませんでした。
しかし、家事スキル等の生活力が上がるメリットがありましたし、経験しておいて損はないと思いますので、失敗談ではなく経験談です。
一度試しに実家に戻ってみると、家にお金を入れても、一人暮らしの時よりもぜんぜんお金がかかりません。一緒に生活する人数が倍になっても生活費が倍になるわけではないことを実感しました。きっと、よいパートナーを見つけ、共働きできている方は貯蓄ペースが速いのではと思いました。
感じたこと
経済的なことだけ考えると、圧倒的に実家が有利です。実家暮らしは悪だという思い込みを持っていた点は反省点だと感じました。
これについては、親の協力も必要ですので、一概には言えませんが、世間体を気にせずお金を貯めることが主目的であるなら、選択肢に入れてもよいと感じました。
私は実家暮らしさせてもらえる間に一気に資産を増やして、FIREないしサイドFIREを達成し、親孝行することで恩返ししたいと考えています。
まとめ
世間体を気にしすぎると、本来自分がしない・したくないようなお金の使い方をしてしまう恐れがあります。また、これらを実践して感じましたが、本当にほしくて買ったものでないと満足感は持続しないということです。無限にお金があるわけではないので、満足感の高いものに有効にお金を使っていきたいものです。
急に多くを変えることは困難ですので、できるところから少しづつ変えていくのがよいと思います。まずは、例えば人目を気にしてor見栄の為に買っていたブランド物の購入頻度を減らすことからはじめては見るのがよいと思います。
少しでも、ご覧いただいた方の参考になれば幸いです。
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