クレジットカードはキャッシュレスで決済できるため、大金を持ち歩く必要もないですし、小銭もいらないというメリットがあります。
リボ払いや分割払いといった支払い方法も選択できるため、購入したいものがあってもお金が足りないなんて時も買い物ができてしまいます。その代わり手数料を取られてしまいますが。
一括払いやボーナス一括払いであれば、手数料がかからないので、日常的に使っている方も多いのではないでしょうか。適切に使っていれば、便利なクレジットカードですが、注意点もあります。
今回は、ボーナス一括払いの注意点について書いていきます。
結論
不確実なボーナスを当てにした家計管理は危険。毎月の収入や貯金の範囲内で支払いを調整できるものを購入しましょう。
ボーナス一括払いのメリット・デメリット
ボーナス一括払いは支払いを夏や冬のボーナス時期に一括で行う方法です。カード会社によって異なりますが、8月・1月支払いが多いようです。
メリット
手数料がかからない
通常の一括払いと同様に手数料はかかりません。
ボーナスが入って余裕のあるときに支払できる
毎月の給料とは別にボーナスが支給されたころに支払いとなるため、余裕をもって支払いできる。
デメリット
ボーナスの支給が確実とは限らない
ボーナスは支給額が決まっているわけでもないですし、支給されるかどうかも決まっていません。不確実な収入をあてにした支払い方法は危険です。
ボーナス一括払いに対応していないお店がある
国内のすべてのお店でボーナス一括払いが使えるわけではありませんので、使えるかどうかの確認が必要です。
クレジットカード利用枠が圧迫される
利用可能額は支払いが完了すると復活するため、ボーナス払いを設定しすぎると、支払いが終わるまで利用枠を圧迫してしまいます。
例)利用可能額:30万円 5月に8月支払いのボーナス払いで20万円利用した場合
8月の支払いが終わるまでに利用できる枠は10万円(30万円ー20間円)
支払いできなくなってしまったら?
支出が大きくなりすぎた、ボーナスの額が少ない又は支給されなかったなどの理由によって支払いができなくなってしまうこともあるかと思います。万が一、そうなってしまった場合、以下のような可能性があります。
・支払い完了までクレジットカードが使えなくなる
家賃や電気代などの生活費をクレジット払いにしていると、そちらも滞納してしまう恐れがある。
・支払遅延損害金を請求される
支払が滞ると支払遅延損害金を請求される恐れがあります。この損害金の利率はかなり高い(10数%程)ので要注意。
・信用情報に傷がつき、今後のローン審査等に影響が出る
金融事故扱いになるため、ローン審査等に影響が出る恐れがあります。今後、住宅ローン等の大きなローンを組むことを考えている方は、要注意です。
支払いできなくなりそうなときの対応方法
分割払い・リボ払いに変更する
支払い期日ぎりぎりでなければ、支払方法を変えられる可能性があります。デメリットとしては、分割払いの手数料がかかること、時期によって支払方法の変更ができない可能性があることがあげられます。
キャッシングして調達する
カードローンなどでキャッシングし支払う。キャッシングしたお金も返済時に金利がかかってしまうデメリットあり。多重債務になる恐れがあるので、要注意。
親などから借りる
正直に理由を話して、誰かから借りて急場をしのぐという手も考えられます。
まとめ
クレジットカードのボーナス一括払いだけの話ではなく、住宅ローンなどのローンでもボーナス月の支払いを多くしたり、ボーナスをあてにした家計管理をされている方はとても多いように感じます。安定企業で確実に支給され、金額もある程度わかているのであれば、問題ないかもしれませんが、基本的に不確実なお金をあてにしてしまうと、あてが外れたときに困ってしまいます。
ボーナスをあてにするのではなく、ほしいものがあれば、その分お金を貯めてから買う。ローンであれば、毎月給料で払える金額を払い、ボーナスなどで余裕ができたときは繰り上げ返済するという、家計管理にするのがよいと考えます。
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