筆者が投資を開始し、約5年が経過しました。新NISAが始まり、更に投資額を増やし、資産増加を目指しているところですが、ここで何のために投資しているのか考え直すことと、いつかは訪れるはずの出口戦略について考えていきます。
結論
新NISA満額積立あとすぐのFIREは難しそう。しかし、10年以内であれば、バリスタFIRE又はサイドFIREの達成は可能。
FIRE後は、住民税非課税世帯となれるよう給与所得を調整し、残りを資産所得で賄えるよう資産を計算する必要あり。
投資の目的
私が投資を始めた目的は、会社に縛られず、自由に生きたいという1点につきます。
正直に言えば、今の職場が辛いので、環境を変えたいだけですが、転職に踏み切る勇気もありませんし、副業で大きく稼ぐことも出来ないため、せめてこんな自分でも頑張ることができている「節約」に力を入れ、浮いたお金から投資を行い、自由を勝ち取りたいという思いです。
私の考える出口戦略
目的を達成する出口として、「FIRE」が考えられます。ブログタイトルにしているようにFIREは目指すべき明確なゴールです。しかし、ひとくちにFIREと言っても色々な種類があります。そこで、私が目指すべき現実的な出口(FIRE)を検討します。
前提条件
生活費:200万円/年
取崩率:3%(投資信託の利回りが年4%と仮定し、目減りしないよう計画)
必要期間:新NISAが満額積立終わるまで(最短5年)
FIRE時の投資資産額:3000万円(現時点の投資信託保有額がおよそ1000万円。新NISA満額と合わせて、およそ3000万円の資金で考えます。)
1.FAT FIRE
資産収入のみですべての生活費を賄うのがこのタイプです。私の場合、必要な投資額は、
200万円(生活費)÷3%(取崩率) = 66,666,666円
ぜんぜん届きません。
2.リーンFIRE
基礎生活費のみを捻出し、ゆとり費に極力お金をかけないスタイルです。ゆとり費を極力削り、10万円/月、120万年/年の生活費だとした場合、必要な投資額は、
120万円(生活費)÷3%(取崩率) = 40,000,000円
FAT FIREよりは少額で済みますが、これでもまだ現実的ではありません。
3.バリスタFIRE、サイドFIRE
生活費の一部を投資、一部を労働収入(パートや個人事業)によって賄うスタイルです。生活費の半分を投資、半分を労働収入と考えると、必要な金額は、
100万円(生活費の半分)÷3%(取崩率) = 33,333,333円
およそ、3000万円です。現実的には、このタイプに落ち着くと考えられます。
詳細な出口戦略を考える
バリスタFIRE、サイドFIREが現実的となった中で、もう少し詳細に検討します。
何で稼ぐのか
稼ぐ方法については、個人事業で稼げればベストですが、難しいと思われるので、バイトや契約社員等が現実的だと思っています。年齢もありますが、今までやってみたかったバイトや短期の仕事などやってみるのも面白いかなとも考えています。
公的補助の有無
過程はどうあれ、収入が激減しますので、公的補助を受けられる可能性もあると考えています。例えば、年金の一部減免、 健康保険の一部減免など。
給与所得がおよそ100万円未満であれば、住民税非課税世帯となることができます。住民税非課税世帯となることができれば、賛否はあるかと思いますが、政府からの給付金も期待できます。
どこに住むのか
老後のことも考えると車が不要で買い物の心配がないところに、持ち家を持てるとよいですが、現実的ではないので、家賃の安いアパート等を借りることになりそうです。家賃等はもう少し、FIREが現実味を帯びてから考えます。
まとめ
投資の出口戦略を検討しましたが、5年以内のFIREはなかなか難易度が高く感じましたが、10年以内であれば、達成は可能であると感じました。あとは、仕事を辞めて安定した収入がなくても大丈夫と思えるかという心の整理が重要だと思いました。
毎月、投資信託の運用成績も公開しています。よかったら見てみてください。まだ投資を始めて5年ほどですが、投資を始めたばかりのころのコロナショック以外では、ほぼマイナスになっていません。投資をはじめる後押しになれば幸いです。※投資は自己責任でお願いします。
また、投資信託の積立をはじめて約5年間の資産推移を以下の記事にまとめていますので、よかったらご覧ください。すべての銘柄で収支はプラス。約30%も資産を増やすことができました。
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