これもリボ払い!ペイフレックスに注意。使ってもいいの?

これもリボ払い!ペイフレックスに注意。使ってもいいの?

 

 様々なクレジットカード会社がリボ払いと分かりづらい呼称を用いたリボ払いを用意していますが、もっとわかりにくいものを見つけました。

 それが、アメックスの「ペイフレックス」です。フレックスっていう文言がなんとなく、リボっぽいですが、直接リボ払いだとはわかりません。

 今回はこのペイフレックスについて書いていきます。

結論

 ・あとからリボ、自動リボから選択できる。

 ・契約後、3か月経過するまでは使えない。

 ・ほかのクレジット会社と同様のリボ払いのため、手数料が高額。(14.9%/年)

 結論:利用しなくて済むのであれば、利用しないほうが吉

ペイフレックスってなに?

 アメリカンエクスプレスが提供するリボ払いの名称です。あとリボ、自動リボの2種類があります。ホームページを見れば、リボ払いと記載があります。

ペイフレックス(あとリボ)

 一括払いで買い物した後、自分で選んだカード利用分だけをリボ払いに変更できます。スマホやPCからいつでも好きな時に、リボ払いへ変更可能なので、店でリボ払いという必要はありません。

 カード契約から3か月経過してから使えるようになります。HPに以下の記載があります。

カードご入会3ヶ月経過以降の基本カード会員様には「ペイフレックス あとリボ」を初期設定として、順次、自動的に登録手続きをしております。

(引用:ペイフレックス(リボ払い) あとリボ®| クレジットカードはアメリカン・エキスプレス(アメックス) (americanexpress.com)

ペイフレックス(自動リボ)

 自動リボ登録時に設定金額を選ぶだけで、その後のカード利用分が自動で一括払いとリボ払いに振り分けられるサービスのことです。お会計時にカードを呈示するだけなので、普段通りに使うだけで、リボ払いが使えてしまいます。

 利用する場合は、あとリボ登録完了後に、オンライン・サービスまたはアプリで「あとリボ」から「自動リボ」へ切り替え手続きが必要。

手数料について

 手数料は、実質年率14.9%

 ※さらに、支払いが遅延した場合、追加で遅延損害金として、実質年率14.6%がかかります。

 このカードに限りませんが、手数料が高額なので、できるだけ利用しないこと。もし、利用してしまた場合は繰り上げ返済も視野に入れて、早期に返済しましょう。

利用可能額について

 20~300万円

 審査によって決定されます。また、増額の申請をすることもできます。

まとめ

 名称によって分かりにくいが、他のクレジットカード会社と同様のリボ払い。手数料が高いことに変わりはないので、利用しないで済むにこしたことはないでしょう。

 リボ払いを検討する前に、その支出は本当に今必要なものなのかよく考えるべきだと思います。考えたうえで、必要であれば、リボ払い一択ではなく、分割払いで対応できないか、など別案も検討したうえで決定するようにしましょう。安易にリボ払いにしてしまうと、泥沼から抜け出せなくなる恐れがあります。 

 金額が小さいうちであれば、手数料も少なく痛手は少ないように感じるかもしれませんが、単純に年率14.9%の手数料はかなり高いです。100万円借りたら、1年後には114.9万円で返さないといけないということです。金額が小さいと利子のインパクトは小さいですが、金額が大きくなるとびっくりするくらいのインパクトとなってしまいます。安易にリボ払いに頼らないようにしましょう。

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