コロナ給付金はもう一度あるのか~衆院選 ばらまき公約紹介

コロナ給付金はもう一度あるのか~衆院選 ばらまき公約紹介

 岸田内閣が発足し、間髪あけずに衆院選が始まります。政治に興味が無い方でも、コロナ関係の給付金があるのかないのかは気になるのではないかと思います。

 そこで、給付金に関する公約を掲げている政党を紹介していきます。選挙権を持つ方は、これを参考に是非投票に行きましょう。もしかしたら、ほんとに給付金がもらえるかもしれません。

給付金に関する公約をかかげている政党

①れいわ新選組

 聞き慣れない政党なのでちょこっと解説。れいわ新選組は、2019年(平成31年)参議院議員の山本太郎さんが設立した若い政党です。政党の名前は、令和という新元号と幕末に活動した新撰組に由来するようです。れいわニューディールを謡った政策を進めています。

 また、コロナ対策として3か月でコロナを封じ込め、日常を取り戻すとして、短期集中で決着をつけたい考えのようです。マニフェストページ_コロナ緊急対策 (reiwa-shinsengumi.com)

コロナ緊急対策~徹底補償つきステイホーム

・1人あたり毎月20万円の現金給付

景気爆上げ大作戦~デフレ脱却給付金

 インフレ目標を達成するまで、給付金を配布。(金額は未定)インフレ率が目標に達したら、終了。再度デフレに入ったら再開。

②公明党

未来応援給付

 18歳以下の子どもを対象に、一律で1人10万円相当を給付。所得制限なしの予定。

公明党、18歳以下に一律10万円給付を公約―合理的な決断なのか、選挙前の票集めにすぎないのか? – Sputnik 日本 (sputniknews.com)

③立憲民主党

所得制限付き給付金

  低所得への年額12万円給付

立憲民主が選挙公約発表「低所得者に年12万円給付」- 名古屋テレビ【メ~テレ】 (nagoyatv.com)

④国民民主党

一律給付

 すべての国民に一律10万円、低所得者には10万円を上乗せして20万円を給付。

 国民に一律10万円を給付 国民民主党が選挙公約発表|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト (tv-asahi.co.jp)

⑤共産党

所得制限付き給付金

 低所得世帯から年収1000万円未満程度の世帯までを対象に、1人10万円程度の給付金を支給

消費税5%、10万円給付、最低賃金1500円 共産が衆院選公約 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

⑥日本維新の会

ベーシックインカム

 政府が国民に一定額の現金を毎月、無条件で支給する「ベーシックインカム(BI、最低所得保障)」を提案。具体の金額は不明。

日本維新の会が公約発表 岸田首相に対抗し改革色を打ち出す|TBS NEWS

⑦自由民主党

 不明

まとめ

 ほとんどの政党で給付金に言及しています。給付金がもらえることは嬉しいのですが、いずれ増税によって回収されるのではといった懸念もあります。

 また、前回の給付金はほとんどが貯金に流れてしまったため、顕著な経済効果が発現しませんでした。せっかく配布したのに、効果なしでは意味が無いので、配布方法を考えるべきではないかと思います。以下、個人的な意見です。配り方やその課題については考慮していません。思い付きです。

 ・使用期限をつける。(配布から1年間有効)

 ・使用用途を絞って+αで使えるようにする。(食料品のお買い物であれば、1.1倍で適用みたいな)

 ・商品券にしてしまう。(昔あった地域振興券みたいなもの)

 ・株式で配布(投資に目を向けてくれるかも!)

読んでくださった方が少しでも、政治に興味を持ち、投票に行ってくれたら幸いです。(お金もらいたいという理由で政党を選んでもぜんぜんOKだと思います。無関心なのは” × ”)

Pocket
LINEで送る

金融知識カテゴリの最新記事