生命保険に自動車保険、個人年金保険など、民間の保険高いなと感じていませんか?高いと思っていても、なにかあったときに困るからと解約することもできない方が多いと思います。
日本人は保険が大好きです。保険会社が不安を掻き立てる広告をうつため、不安にあり保険に加入しなければいけないという気になってしまいます。確かに、家族がいたり、年齢が上がってきたりすると健康リスクも高まるため、若いころに比べると必要性は増すものです。
しかし、冷静に考えてください。本当に必要ですか?
特に若くて独身であれば、ほとんどの保険は不要です。健康リスクは低いので、医療保険はいらないですし、なにかあったときに残す必要もないので生命保険も不要。車を持っていれば、対人・対物保険のみで車両保険は不要です。保険を解約することで、毎月の固定費がかなり抑えられるはずです!ぜひ検討してみてください。
公的保険が優秀!
けがや病気に備えるなら、公的医療保険が超優秀です。国民皆保険ということで、ほぼ全員加入しています。
医療費3割負担に加えて、1か月の医療費が所定の金額を超えた場合に、超過分が還付してもらえる制度である高額療養費制度も利用でき、思わぬ大病等を患っても、支払うお金はかなり抑えることができます。
こんなすばらしい制度があるのに、毎月高いお金を払ってまで、医療保険に加入する必要があるでしょうか?特に若いうちは健康リスクはかなり低いです。中には若くてもがんなどの大病を患う可能性もありますが、確率はかなり低いです。国立がん研究センターのHPによると、20代が10年後にがんによって死亡する確率は「0.0%」20年後でも「0.1%」とかなり低確率です。(参考:国立がん研究センター)
また、医療保険に入らないことで、医療費をかけたくないという思いも芽生え、健康を意識した生活を送りやすくなると思います。私は、民間の医療保険を解約をきっかけに、健康リスクを低減するために食事や運動など生活習慣を気を付けるようになりました。
私は20歳~30歳まで10年間、民間の医療保険に加入していましたが、一度もお世話になることはありませんでした。不要です。
自動車保険は必要?
なにかあったときのために、対人・対物保険には加入しておいたほうがよいと思います。しかし、車両保険は不要です。
車の価値は年々低下していきます。例えば登録から10年たった車であれば、価値はかなり低く10万円の価値しかないとします。車両保険をつけたところで、保険金がおりるのは車の現在価値まで。この場合だと10万円までです。廃車寸前のダメージを負ったとしても、10万円までしかでません。
なにかあったときの10万円に備えて、毎月高いお金を払うよりも、貯金して貯めておいてもよいのではないかと思います。
車両保険を削ることで、事故してはいけないという気持ちが強くなり、安全運転に気を遣うはずです。
若い頃は保険料も高いので、車両保険までつけるとかなりの金額になります。使用頻度も週末乗るだけ等で低ければ、なおさら保険にお金をかけるのはもったいないと思います。使用頻度が少なければ、それだけ、リスクも低くできます。
※自動車保険自体が不要とは思わず、ほんとになにかあったときのために、人身・対物保険は入っておきましょう。あってはいけないですが、人の命を奪ってしまったり、重大な障害を残してしまった場合にどうもならなくなってしまいますので。
※車両保険をかけている人は、車両保険にかけている金額を確認したほうがよいかもしれません。保険会社によっては過剰にかけさせられている可能性があります。車両保険を外したくない方でも、見直してみるといいかもしれません。 例)車両保険300万円、実際の価値200万円みたいな感じ
個人年金保険は不要
以前、紹介しましたが、ぜんぜん増えないので、不要です。保険会社はかなり進めてきますが、個人年金保険に入るくらいなら、iDeCoや積立NISAで投資するほうが、税金的にもお得ですし、大きく増やせる可能性も高くなります。
まとめ
日本人は保険が大好きです。保険会社のマーケテイングがうまいせいか、不安を掻き立てられ、安心を買うために保険に入っている人も多いと思います。しかし、冷静に考えてみると、私は保険は不要だと思います。特に若いうちは、様々なリスクが低いため、払い損になることが多いと思います。その分、貯金や投資に回すことができれば、将来大きな資産を築くことができるかもしれません。
家族ができたときなど人生の節目に保険について考えればいいのではないかと思います。そのためにも、使えるものは使わないと損ですので、公的保険について知っておきましょう。
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