
お金を増やしたいけど、銀行じゃ増えないし、投資がいいのかな、でも危なそうだしとお悩みではありませんか? たしかに、投資と聞くと、株のデイトレードやFXなど勝てない・お金が減るなどネガティブな印象がある方が多いのではないでしょうか?株のデイトレードやFXは勝てない方が大半だと思います。やはりプロには勝てません。しかし、だからと言って、投資すべてが勝てない・お金が減るわけではありません。安全なものもありますので、しっかり勉強して自分がとれるリスクに応じた投資をしていきましょう。
※長い説明はいらないよって方は、6.お得な制度だけでも読んでみませんか?
余剰資金をどうしていますか?
まず初めに、余剰資金ってどうしていますか?きっと銀行に預けている方が多いかと思います。しかし、銀行に預けても金利はわずか0.01%ほどです。100万円預けていても、100円の利息・・・。確かに元本割れのリスクはありませんが、とてもお金が増えるとは言えません。
今の世の中では、お金を増やしたいと思っているのならば、リスクをとって投資をするしかありません。ノーリスク・ノーリターンです。危険な投資ばかりではないので、安心してください。
個人年金保険
個人年金保険に加入し、積み立てを行っている人もいるかもしれません。数十年前であれば、利率がものすごく高く、お得だったかもしれませんが、現在は利率が悪くあまり増えません。現在の返還率(最終受け取り金額/積立額)は106~108%くらいではないでしょうか?
例えば20,000円/月で20年積み立てた場合、変換率106%の場合
積立額:20,000円/月×12月×20年 =4,800,000円
返還額:4,800,000×1.06 =5,088,000円 288,000円増加
28万円も増える!と思った方。違います。20,000円/月で20年も積み立てて、わずか28万円しか増えないのです。
個人年金保険の多くは、60歳まで積み立てを前提にしているため、それ以前に解約するとリターンはさらに悪くなります。最悪、元本割れの恐れもあります。また、以下で紹介しますが、投資した場合もっと高いリターンが期待できます。
※もし、加入を検討している方は、しっかり比較検討したうえで判断しましょう。
投資をしよう【オススメ】
投資の重要性について、話しておこうと思います。先ほど述べましたが、銀行に預けても個人年金保険でも全然、いや、まったくといっていいほどお金は増えません。投資であれば、方法を選べば、比較的安全に年4%程のリターンを得ることができます。確かに元本割れのリスクを伴います。しかし、しっかり勉強し、知識を得ることで、失敗のリスクを減らすことはできます。知識を身につけ、すべて貯金するのではなく、投資によってお金に働いてもらい、将来豊かに暮らせるよう準備しましょう。
さきほどの個人年金と同様の金額20,000万円/月・20年間を投資によって4%で運用した場合、約730万円まで増やすことができます。もちろんこれは計算上の話です。これよりも増えないかもしれないですし、もっと増えるかもしれません。以下のサイトで簡単にシミュレーションすることができます。
楽天証券 投資シミュレーション:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/saving/simulation/
国が用意しているお得な制度もあります。まずは、制度だけでも学びましょう。それでも怖いよって方は無理にやる必要はありません。しかし、始めた人と始めなかった人で将来差がつくことになる可能性が高いです。投資で初心者が始めやすく、オススメなのが「投資信託」です。
投資信託のススメ
投資信託とは?
投資信託とは、みんなでお金を出資し、そのお金を専門家であるファンドマネジャーに運用してもらうことです。また、投資信託にはインデックスファンドとアクティブファンドの2種類があります。
インデックスファンド:経済指標に連動して動く投資信託。例えば、日経平均株価に連動するインデックスファンドの場合、日経平均株価を構成する日本の優良企業225銘柄に、まんべんなく投資することができます。
アクティブファンド:経済指標を上回る成績を目指す投資信託です。ファンドマネージャーの選定基準で銘柄を選び、集中投資するのが一般的です。ハイリスクハイリターン。
まずは、投資信託にはこの2種類があることを覚えておきましょう。
お得な制度
税金が優遇される制度が3つあります。
※投資の利益にかかる税金は「20.315%」です。
制度1:NISA
NISAとは、国民の資産形成を後押しするために創設された税制優遇制度です。毎年120万円まで株や投資信託等に投資することが可能で、最長5年間、投資から得た利益が非課税となります。
制度2:積立NISA
積立NISAとは、NISA同様に国民の資産形成を後押しするために創設された税制優遇制度です。毎年40万円まで一定の基準を満たした投資信託やETFに投資することが可能で、最長20年間、投資から得た利益が非課税となります。別記事も書いていますので、よかったら読んでみてください。
※NISAと積立NISAのどちらかしか、使うことはできません。
制度3:iDeCo(個人型確定拠出年金)
iDeCoとは、国が創設した個人型年金制度です。自営業や公務員、年収によって積立可能額が違いますが、運用期間中に発生した利益は非課税となります。また、積立金額に応じて所得税・住民税が減額されるため、節税効果もあります。こちらも詳細は以下記事にて紹介しています。
まとめ
長々と書きましたが、要は「投資をしましょう」ということです。まずは、証券口座を開設しましょう。ローマは一日にしてならず!始めるなら、早いほうがいいです。
早速行動して、お金に存分に働いてもらいましょう!
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