積立NISA使い切ったそのあとは~楽天証券おすすめファンドについて

積立NISA使い切ったそのあとは~楽天証券おすすめファンドについて

 先日、楽天証券より積立NISAを満額積み立てている人向けということで、積立NISA以外で購入をオススメしているファンドの紹介がありました。

 紹介されたのは、すべてアクティブファンドでした。しかも、ベンチマークにそったファンドのようです。アクティブファンドは手数料が高い傾向にありますが、紹介されたすべてのファンドももちろん高かったです。

 手数料が安い優良ファンドは、たくさんありますので、今回紹介するアクティブファンドではなく、インデックスファンドの積立をオススメします。積立NISAで購入しているインデックスファンドを積立NISA以外で購入することも、もちろんOKです。

楽天証券オススメのアクティブファンド

 積立NISAではアクティブファンドは基本的に購入できませんが、積立NISA外での投資であれば制限はありません。楽天証券からは積立NISAで購入できないアクティブファンドにも優良なものがあるとして紹介されています。

 楽天証券がお勧めしているのは、以下の4ファンド。すべてアクティブファンドであり、どれも運用手数料が高いですが、手数料を考慮しても、すべてのファンドでベンチマークよりも、優れた運用成績をたたきだしているようです。

種   類フ ァ ン ド 名 運営
会社
信託
報酬
運用
総額
特徴
米国株式アクティブファンドアライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)アライアンス・バーンスタイン1.727%5206.76億円企業のファンダメンタルズ分析と株価バリュエーションに基づく銘柄選択を基本としたアクティブ運用を行う。ベンチマークは、S&P500株価指数(配当金込み、円ベース)とする。実質外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行わない。
海外株式アクティブファンド大和住銀DC海外株式アクティブファンド三井住友DSアセットマネジメント1.782%715.75億円MSCIコクサイ・インデックス(円換算)をベンチマークとし、中長期的にこれを上回る投資成果を目指す。マザーファンドにおける運用指図にかかる権限をティー・ロウ・プライス・アソシエイツ・インクへ委託する。実質外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行わない。
国内株式アクティブファンド年金積立 Jグロース日興アセットマネジメント0.902%483.53億円「Jグロース マザーファンド」への投資を通じて、今後の成長が期待できる企業、自己資本利益率が高い企業、株主への利益還元が期待できる企業に投資し、TOPIXの動きを上回る投資成果の獲得をめざす。
新興国株式アクティブファンドシュローダー・エマージング株式ファンド(1年決算型)シュローダー・インベストメント・マネジメント2.068%76.78億円「シュローダー・グローバル・エマージング株式マザーファンド」への投資を通じて、MSCI エマージング・マーケット・インデックスの構成国の株式を実質的な主要投資対象とする。トップダウン・アプローチによる国への投資判断とボトムアップ・アプローチによる個別企業への投資判断を行う。MSCI エマージング・マーケット・インデックス(円ベース)をベンチマークとする。実質外貨建資産については、為替ヘッジを行わない。

 運用総額はどれもそこそこ大きく、特に米国株の「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース
(為替ヘッジなし)」は5000億円以上を運用しています。運用総額だけ見れば、安心ですが、約2%の信託報酬は高すぎる・・・。現在までは、いい成績を出せているようですが、この先は?

 インデックスファンドであれば、コンマ数パーセントの手数料で運用することができます。(例えば、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)では0.0968%)

 人が運用するアクティブファンドは、長期的にみるとインデックス投資に勝てないとよく言われます。そのため、アクティブファンドであっても、インデックスファンドと同様にベンチマークにそったトレードをすることもあるようです。(今回紹介したファンドはすべてベンチマークに沿った商品のようです。)

 インデックスファンドと同じような運用をするアクティブファンドであっても、人が運用する分人件費がかかり、手数料が高くなってしまいます。それならば、積立NISAを使い切って、余力があれば、さらにインデックスファンドを買い増す選択をするほうがオススメです。

まとめ

 NISAや積立NISAはまだまだ口座開設している人が少ないのが現状のようです。

NISA口座  :約1200万

積立NISA口座:約300万

合計    :約1500万

 NISAと積立NISA併せて、10人に1人くらいの割合でしか口座を保有していません。これらの口座を開設しているだけで、周囲と差をつけることができています。

 次のステップとして、NISA以上の額を投資するとなった場合、インデックスファンドの買い増しをおすすめします。今回紹介したファンドのように、運用成績がよいアクティブファンドもあるようですが、手数料の高さが足かせになってくるのではないかと心配が残ります。

 であれば、手堅く運用したい方は、インデックスファンドのほうがよいと思います。私も、インデックスファンドを積み立てていきます。

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