
だれでも貯金したいと思いはあると思います。でも、簡単に貯金出来たら苦労しない。大前提として、貯金など資産形成するための条件を知っているでしょうか?当たり前の話ですが、
支出 > 収入
とすることが絶対条件です。例えば、
年収が手取りで 300万円で月の生活費が10万円であれば、180万円を貯金するころができます。
年収が手取りで1000万円で月の生活費が80万円であれば、 40万円しか貯金することができません。
いくら稼ぎがよくても、その分支出を増やしてしまっては、貯金(資産形成)することは叶いません。貯金(資産形成)するためには、支出の最適化が必要です。
支出の削減効果は大きい!
例えば、月1万円の支出を削減できたとします。月1万円なので年12万円の削減効果です。その金額を資産運用で稼ごうと思うと、年率4%で考えて、300万円。年率3%だと400万円も必要となります。支出を削減するだけで、これだけの資産運用効果があると思うと大きいのでは、ないでしょうか?
また、いずれFIREしたいと考えているかたにとっては、必要生活費が下がれば下がるほど、難易度が下がります。FIREの条件を年間生活費の25倍とした場合、月3万円支出を減らすことができれば、
3万円/月 × 12か月 × 25 = 900万円
FIREまで900万円分近づくことができます。900万円を貯めようと思ったら何年かかりますか?その分早くFIREできると考えるとやる気でてきませんか?
節約?倹約?支出の最適化です
節約・倹約と聞くと、なにからなにまでケチって辛いイメージがあるかもしれませんし、ケチってイメージ悪くないですか?イメージが悪い辛いことは続けられませんよね?
だからこと、支出の最適化です。やっていることは節約とあまり変わりません。大きく違うことは、個人個人にとって、最適は違うということです。何でもかんでも、節約(ケチる)わけではなく、その人にとって本当に必要なものを残し、不要なものは削ることが最適かです。電気やガスの削減が生活の質を下げるのだったら、下げなければよいし、削れる人は削ればよい。
「最適化」なので、しっかり最適化できていれば、辛く無いはずですし、しっかり続けられるはずです。
逆に言うと、削ると厳しすぎて続けられそうにないものであれば、それが削るべきではないということです。自分が無理なく続けられる「最適」を見つけましょう。
まとめ
支出の最適化はFIREを目指すためにはほぼ必須です。上述しましたが資産運用で削減した額を稼ごうと思うと、けっこうな資産が必要になります。しかも、運用成績は一定ではありませんし、税金もかかります。よほど資産に余裕がある人でない限り、支出を最適化することが資産形成の近道であることに間違いありません。
支出削減で得た100円も、所得を増やして得た100円も使えるお金としては同じです。所得は課税されますが、支出削減で得たお金は非課税ですし、所得を増やすことに比べて容易なはずです。
まずは、簡単で削っても生活の質に直結しにくい固定費から見直してみましょう。
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