お金を貯めたくても、貯められない。支出を減らさないといけないと分かっていても、なかなか減らすことができない。
お金を貯めるためには、当たり前ですが、
支出 ＜ 収入
となるような家計管理が必要です。
収入が上がると、自分へのご褒美としてほしかったものを購入したり、いい家に住みたい・いいものを食べたい・いい服が着たいなど、生活水準を上げることを考えてしまいます。
これらの誘惑に打ち勝たなくては、十分にお金を貯めることはできません。支出が大きくなってしまう原因と対策について簡単にまとめました。少しづつでも対策して、お金を貯めていきましょう！
結論
・お金を貯める目的、目標額を明確にし、いつまでに貯めたいかを設定する。
・支出が大きくなってしまう原因を取り除く or 対策する。
・継続が必要。挫折しないように注意。
支出が大きくなってしまう原因
生活水準を上げたい
問題
人間だれしも、程度の差はあれ、いい生活がしたいと思うものです。当然、収入が多くなれば、いい家に引っ越しを考えたり、いいお店で食事したりしたりすることでしょう。
対策
自分にとって心地よい、生活水準を見つけ、収入が増えてもそれ以上ならないようにセーブできるよういなりましょう。極端な節制はNGです。厳しすぎると続かないうえに、反動で無駄遣いが増える恐れがあります。
地位財の購入
問題
地位財とは、他人によく見られたいという思いで購入してしまうものです。高級腕時計や高級車、ハイブランドの衣類等が該当します。もちろん、これらがほんとうに欲しくて、自分のやる気アップなどメリットを生むならよいでしょうが、他人に見栄を張りたいだけであれば、辞めた方がよいでしょう。
対策
高級品を購入する場合、即決せず一度よく考える。ほんとうに自分必要なものなのか、自分の満足度を満たすものなのか。他人に対して見栄を張るためではないか、購入しても後悔はしないか。
マウントを取りたがる、取られると嫌
問題
高級車を持っているとか、収入が高いとか、なにかとマウントを取りたがる人がいますよね。マウント取られても気にしない人は問題ないですが、イラっとして張り合ってしまうと危険です。ほんとうに欲しくもない高級車などを買うはめになってしまうかもしれません。地位財と似ていますね。
対策
マウント取られても無視できる・受け流せる精神力を身に着ける。そもそも、マウントを取ってくるような人との関りを絶つ。
（参考）パーキンソンの法則
イギリスの学者「シリル・ノースコート・パーキンソン」の提唱したパーキンソンの法則に、以下のようなものがあります。
第一の法則：仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する。
第二の法則：支出の額は、収入の額に達するまで膨張する。
第一の法則はピンとこないと思いますがが、第二の法則は思うところがあるのではないでしょうか？
学者が提唱するぐらい、収入が増えれば、支出も増やしてしまう人が多いということでしょう。恥ずかしながら、私も身に覚えがあります。これは、支出を抑えるように自分で意識的に行動しないと、ドツボにはまってしまいますので、要注意です。
お金を貯めるためにしなければいけないことは？
目的を明確にしておく
お金を貯めるのは大変なことです。しっかり目的を作っておかないと挫折するかもしれません。老後資金のためでも、旅行、結婚のためでも、なんでもOKです。できれば、自分が一番やる気になる・真剣になれる目的がよいでしょう。
ゴール（目標額）を決める
ゴールがなければ、どこに進めばよいか分からず、行動できません。目標金額を設定しましょう。まずは、小さめに設定し、そこを達成したら、次を設定。順番に達成していくことで、成功体験を積むことができ、続けるモチベーションになります。
目標期間を決める
ゴールが決まっても、いつまでに達成するかを決めないと、ずるずると行動できずに時を過ごしてしまう恐れがあります。目標金額が〇円、年間△円貯められそうだから、□年で達成を目指そう！みたいな感じで。
挫折しないために
節約生活を続けていると、目的が明確でも嫌になり挫折しそうになることもあるかと思います。そんなときは、この目標を達成したら、旅行に行くなど、たまには、自分にご褒美を上げつつ、うまく継続できるとよいでしょう。もしくは、一時的に貯金額を減らすなど調整しましょう。続けられなくなってしまっては元も子もありません。
まとめ
お金を貯めることは大変なことです。誰しも、良い生活をしたいと思うものですし、支出を増やそうとする要因はたくさんあります。支出を増やす原因に対して対抗するためには、しっかり目的・ゴール・期間を明確にし、続けられるよう工夫が必要です。
私の目標は、とりあえずサイドFIRE・2500万円/10年ってところです。年率4%で運用できれば、100万円/年の収入。少し仕事すれば、生活できる水準だと考えています。
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