投資に興味があるけど、親や友達に話すと危ないからやめておきなさいと反対されている。そんな方もいるのではないでしょうか？確かに投資には元本割れのリスクが伴います。では、親の言うとおりに余ったお金は全部銀行に預けておくのが正しいのでしょうか？
私はそうは思いません。
親の世代と今では状況が全然違っています。昔は銀行に預けていても、金利がよくノーリスクでお金を増やすことができましたが、今はそうではありません。お金を増やすためにはリスクを取っていく必要があるのです。
きっと投資に反対している理由は株にいい印象を持っていないからです。昔は投資と言えば株。しかもデイトレードのイメージだと思います。一部の人が勝ち、ほとんどの人が負けるマネーゲームのようなものです。確かにこれはオススメできません。しかし、現代では投資信託のように比較的安全な金融商品がたくさんでてきています。その反面、ぼったくり商品も数えきれないほど存在しています。投資はすべて自己責任ですので、少しでも安全に投資するためには、勉強し知識を身に着けることが必須です。
預金が一番は本当？
過去３０年間の長期金利の変化を見てみると、多いときでは８％近くまであります。これだけの金利があれば、１０年間銀行に預けているだけで預金が２倍になるレベルです。元本が保証されているのに、お金が増える。すばらしい時代があったようですね。ノーリスクでお金が増える時代にリスクをとって投資なんかしないですよね・・・。
そうです。親の世代はこれを知っているので、預金が一番と考えているのです。もちろん、高金利の状況が続いていれば、その考え方は間違っていないと思います。しかし、今では金利０．０１％ほどで預金でお金を増やすことは不可能です。
私たちは、親からお金を銀行に預けなさいと教育されています。親も親からそう教育されてきたことでしょう。投資について、教育されていない・知識がないため、危ないという印象を持っているため、投資に反対してくるのです。それは友達も一緒です。
投資は危険？
投資信託など長期で運用することで、ほとんど負けないと言われている安全な金融商品があります。もちろんノーリスクではありません。まずは、税金が優遇される「積立NISA」「iDeCo」を使って、少額から投資をはじめてみましょう。「積立NISA」について、以下で解説しています。
投資はすべてが安全なわけでは、ありません。ぼったくり商品やあぶない投資もたくさんあります。そういった危険な商品を購入しないためにも、しっかり勉強しましょう。銀行の窓口などで相談すると手数料の高いぼったくり投資信託などをすすめられるので、おすすめしません。
本やYOTUBEで簡単に勉強できますので、まずはそこから始めてみてください。
投資をはじめてもいいのか
最終的に判断するのは「自分」です。親や友達等が反対しているから「やらない」というのはもったいないと思います。知識がないことにはなにも判断できないので、一度、勉強だけでもしてみましょう。勉強だけなら反対されることはないはずですし、こそっとやればいいのです。勉強してみて、知識を身に着けても、それでもやならくていいという結論になったのなら、それでもよいと思います。
しかし、そこでやっぱり「やるべき」と思ったのであれば、誰になんと言われようとも始めるべきです。社会人であれば、自分の行動はすべて自分の責任ですから、黙ってやればいいですし、親は無理ですが、最悪うるさい友達なんかは絶縁してしまえばいいのです。
私は、結婚前提にしていた彼女に猛反発されました。勉強した内容を話してみましたが、納得してもらえず、お別れの道を選びました。やはり、親の考え方がすべてと考える人で「投資は危険・預金が一番」という考えを譲れなかったようです。しかし、お別れして投資を続けていることに後悔はありません。むしろ結婚のために、いままで続けてきた投資をやめるという選択肢はありえませんでした。
また、親には話をしたところ、分かってもらえましたし、むしろ興味を持ってくれました。やはり、知識がなかったので、投資の魅力を分かっていなかっただけでした。
まとめ
昔とはなにもかも状況が違います。今後の日本は賃金は増えないのに、税金や社会保険料は重くなり、さらに苦しい生活を強いられるようになるかもしれません。余ったお金を投資で運用し、お金を増やしていくことで、豊かな生活を送ることができると思います。豊かな生活を送るためにも、勉強し知識を身に着けたうえで話をしてみましょう。きっとわかってくれるはずです。だめでも、勝手に始めましょう。投資を始めるなら早いほうが有利です。さっそく証券口座を開設し、投資を始めましょう！
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