小額からでも投資を始めよう!~積立NISAの運用実績紹介

小額からでも投資を始めよう!~積立NISAの運用実績紹介

 投資を始めたいけど、小額の投資では意味がないと思われる方がいるかと思います。確かに投資金額が多ければ多いほど増えるスピードは速くなります。

 例えば、

 100万円が年率5%で増えた場合、1年後には5万円増えることとなります。

 一方で

 1000万円が年率5%で増えた場合、1年後には50万円が増えることになります。

 この比較をしてしまうと、小額では増えないから投資しても意味がないと感じてしまう人がいるのも仕方ありません。しかし、長期で見た場合、銀行に預けておくよりもはるかにお金を増やすことができるのです。

 今回は私の少額投資(積立NISA)の運用実績を銘柄ごとに紹介し、銀行預金とどちらがよいのか解説していきます。

銀行に預けた場合

 まず、銀行預金ですが、まったく増えません

 金利の高いネット銀行に預けた場合でも、0.1~0.2%/年ほどでしょう。100万円預けたとしても、1000円~2000円しか増えません。

 ネット銀行ではない、地銀やゆうちょ銀行なんかはこの1/10程度しか金利がつかないこともあります。

 ただし、銀行預金は増えないかわりに減らない(元本が保証される)というメリットもあります。当面の生活に必要なお金は銀行に預けておく必要があると思います。

投資した場合

 コストの低い優良なインデックスファンドに投資した場合、仮に有名なS&P500に連動するものに投資したとすると、平均5~7%くらいのリターンを得られると言われています。

 銀行預金の50~70倍くらいです。小額の投資だったとしても、圧倒的に増えるスピードに差があります。

 デメリットとしては、元本が保証されていないこと。投資を続けて入れば、必ず値が下がる年があり、資産が減る可能性があります。しかし、長期で見た場合、増える可能性が高いです。私も実際に投資している小額投資(積立NISA)では、コロナ渦において大幅なマイナスを食らいましたが、現在は回復し、資産が増えています。

小額投資(積立NISA)の実績紹介

 ここからは、私が実際に投資している銘柄の運用成績をご紹介します。

積立NISA全体の成績

まずは、積立NISAの総合成績です。

 積立元本は「1,898,886円」に対し、現時点の評価額は「2,507,624円」であり、「608,736円」も利益が出ています。率にして、約30%も増やすことが出来ています。

 もしこの積立元本の約190万円を銀行に預けていた場合、これまでの積立期間の約5年で1~2万円ほどしか増えなかったでしょう。(利率0.1%の場合)

 年間40万円という小額投資ですが、こつこつと積み上げていくことで、しっかりと増やすことが出来ています。以降に現在積み立てている3銘柄の個別実績を紹介します。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

 米国やヨーロッパなどの先進国を対象に投資する銘柄です。こちらは、運用を始めた数年間はマイナスが続いており、上がったと思ったらコロナで大きく下落。

 しかし、ぐんぐん右肩上がりで上昇してきています。また、運用期間が長いおかげか、一番運用利益が大きくなっています。このことからも、運用期間が重要だと分かります。

 

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

 有名なS&P500です。アメリカの優良な500社に投資するものです。こちらも浮き沈みはありますが、運用期間全体で見れば、概ね右肩上がりとなっています。

 しかし、運用期間が短いため、思ったほどの利益とはなっていませんが、プラスの成績です。これから運用を続けることでもっと利益が出ていくのではないかと期待しています。

eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)

 アメリカだけでなく、全世界の様々な国の企業に投資するものです。この先、どこの国が発展するかは読めないので、まんべんなく投資したい方向けかなと思います。

 こちらもS&P500と同じような動きをしており、投資期間全体でみると右肩上がりを続けています。こちらも運用期間が2年ちょっとと短いので運用益は少なめです。しかし、コロナ渦や米国大手銀行の破綻によって下落する場面もありましたが、プラスで推移しています。

 

まとめ

 小額投資であっても、運用期間をかけることによって、比較的安全に資産を増やすことが出来ます。もちろん、この先減る可能性もゼロではありませんが、銀行に預けっぱなしにするよりは、リターンも期待できるため、投資した方がよいのではないかと思います。

 来年からは新NISAが始まりますので、より投資しやすい環境になるかと思います。一方で、今年までなら積立NISAもしくはNISA口座を開設することが来ます。

 新NISAと積立NISAもしくはNISA口座は別枠となります。これから始める方は今年1年分だけですが、積立NISAもしくはNISA口座の非課税枠を使うことが出来ます。

 投資の練習を行うために口座開設してみるのもよいのではないかと思います。

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