
今の仕事は年功序列で全然収入は増えない。もっとお金がほしい!
そこで副業をやろうと思っているけど、何をすればいいか分からない。ということで、とりあえず今後も需要がありそうな「プログラミング」の勉強を開始しました。
何冊か本を読んでみたのですが、分かり易く、入門書にぴったりだと感じたので、紹介します。また、この入門書でもつまづいたポイントがいくつかあったので、解決方法と合わせて解説していきます。
Python1年生~体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ 著:森巧尚
Pytyonは人口知能ビッグデータの解析に用いられる言語であり、今後ますますの活躍が期待されます。なんと、あのGoogleやピクサーなどの世界的大企業でも採用されているようです。また、ソフトバンクが販売している「Pepper(ペッパー)」の人工知能もPythonで組まれているようです。勉強してみる価値はあると思います。
オススメポイント
・Pythonのインストールの仕方から写真付きで解説
ダウンロードURLからインストール完了まで、写真付きで解説してくれています。また、windowsとmac両方とも解説されているので、どっちのOSでも大丈夫です。
・四則演算のような簡単な処理から始まる
当たり前かもしれませんが、初歩中の初歩から始まります。実際に自分でコードを書いて実行し、正しい結果が表示されると簡単な処理でも嬉しいものです。
・演習で作成するコードをDLできる
本書に記載のコードを実際に自分で書いていくのですが、完成品をDLすることができます。
本に書いてある通りに、書くだけなのですが、「.」と「,」を間違えている。スペルミスなどで、動かないことがあります。コードが短いうちであれば、いいのですが長くなるとミスを見つけるのも大変。
そんなときに完成品を使って、一文ずつコピー → 自分の書いたコードの該当部分を上書き → 実行を繰り返すことで、どこが間違っていたか発見することができます。
また、画像データを使う演習があるのですが、使用する画像データも一緒にDLできます。容量も小さいので、落としておくことをお勧めします。本書にURLが記載されていますが、こちらにも張っておきます。
https://www.shoeisha.co.jp/book/download/
↑ ここにアクセスし、本書裏面に記載してある「ISBN」番号を入力するだけです。

・会話形式で進行し、画像も多く、とっつきやすい
2人のキャラクターの会話形式で解説されているため、読みやすいです。また、画像も多く、とても分かり易い構成となっています。本が大きく見やすいのもGood。
つまづいたポイントの紹介
①ファイル名の罠( NameError: name ‘shape’ is not defined )
〇解決方法:ファイル名の変更
本書にて、Pythonのタートルグラフィックという機能を使って、お絵かきするコードの演習がありますが、本書通りに書いているのに、エラーが発生。

NameError: name ‘shape’ is not defined ←エラーなのはわかるけど、なにかわからない???完成品プログラムを全部コピーしてみたけど、同様のエラー。本が間違っているのかと疑いましたが、簡単な間違いでした。
原因は「ファイル名」でした。
私はファイル名を「turtle.py」とつけていたのですが、この「turtle」がまずかったようです。Pythonの既存プログラムの中にturtleというものがあるようで、それを呼び出そうとしてしまいエラーが出たようです。そんなこと本に書いてないし知らんがな・・・
解決方法は、ファイル名を変えるだけです。「turtle1.py」と買えたら解決しました。よく本を見てみると、ファイル名の表示があり、確かに「turtle1」ってなってる・・・。無駄な時間を使った感じでした。
②機械学習のデータインストール( numpy ・・・is not a supported wheel on this platform )
〇解決方法:PythonのVer、パソコンのBit数に対応したファイルをDLすること。
numpy-1.21.4+mkl-cp310-cp310-win_amd64 ← cp310:Pythonのver、末尾の64がパソコンのBit数
簡単な人工知能の演習が入っています。事前準備として、人工知能へ学習させる(機械学習)ためのデータベースのインストールが必要でした。
データを本書に記載してあるURL(https://www.lfd.uci.edu/~gohlke/pythonlibs/)からDLし、パソコンのコマンドプロンプトを使って実行するだけなのですが、ここでも問題が。
DLするデータの種類が多すぎて、どれをDLすればよいか分からない・・・。とりあえず、本書に記載のある似た名前のファイルをDLしてみたけど、以下のエラー。他のものも何個かDLしてみたけど、全部エラー。どういうこっちゃ???

ERROR:・・・・・・ is not a supported wheel on this platform というエラー。このファイルが対応していないということは何となく分かるのですが、どれが対応しているか分からない。
とりあえず、パソコンのビット数を確認。DLするデータにも32bitと64bitがあるみたいなので。
確認方法:windows10の場合
左下Windowsマーク → 歯車アイコンの「設定」 → システム →バージョン情報 →「デバイスの仕様」のなかの「システムの種類」に書いてあります。私は64bitでした。

続いて、PythonのVERを確認。DLデータのファイル名にcp39とかCP37とか書いてあったので、もしかしてVERのことかと思ったからです。
VERを見てみると「3.10」。Pythonを立ち上げることで、確認できます。パソコンのbit数も書いてありました。
VERも分かったので、早速以下のデータをDL。
numpy-1.21.4+mkl-cp310-cp310-win_amd64
scipy-1.7.1-cp310-cp310-win_amd64
scikit_learn-1.0.1-cp310-cp310-win_amd64
matplotlib-3.4.3-cp310-cp310-win_amd64
コマンドプロンプトで読み込んでみると、成功!!!
cp〇〇〇の部分がPythonのVer、末尾の数字がパソコンのBit数のようです。しかし、PythonのVerは・・・3.7、3.8、3.9と進んでいって、最新が3.10のようですね。分かりにくい。cp31というファイルは無かったのでcp310をDLしてみたら成功でした。
まとめ
やはりプリグラムは難しいですね。でも、この入門書は躓くポイントもありますが、総じて分かり易く、大変おすすめです。プログラミングに興味のある方は御覧になってみてください。
私も始めたばかりなので、まだまだ分からないことだらけですが、勉強を続けてみたいと思います。他によい参考書があれば、また紹介したいと思います。
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